精神疾患を乗り越えた一級建築士の雑記

資格やボードゲームについても語るよ

抗うつ薬を変更しました

ミルタザピンOD錠を飲み始めて、3週間が経過した頃、薬を変えました。

ミルタザピンのおかげで、精神的にはかなり元気になったと感じていましたが、2週間経過した頃から、イライラしやすくなってるな、と感じていました。例えば、友人と話しているときに、自分の意見をやたら強く主張したり、満員電車の乗客にイライラしたり…。怒ることにはとてもエネルギーが必要だから、イライラできる程の元気が出てきたのだろうな、くらいに思っておりました。

薬もなくなりかけていたので、掛かり付けの心療内科へ行き、そのことを伝えると、「元気が出てきたというのもあるかと思いますが、抗うつ剤なので、効きすぎるとイライラしやすくなることもあるんです。」とのこと。そして薬を変えることにしました。

次は、「オランザピンOD錠(1.25mg)」を半錠、毎晩寝る前に飲むことになりました。

ミルタザピンは、ただひたすら精神的に上げるだけの薬に対して、オランザピンは上げるけど、少し抑える効果もあるそうです。

 

そうしてオランザピンを飲み始めて1週間。この薬はおてもわたしに合っているようです。

ミルタザピンは、とにかく眠い、なんとなくだるい、少し熱っぽいなど体調に影響が出ていたし、やる気も出ず、家の掃除すらできない状態でした。

一方オランザピンは、多少眠いですか、それ以外の副作用は全く感じず、さらには家事をするやる気も出してくれました。急に部屋の模様替えをしたくなり、粗大ごみを出したり、メルカリに出品したりもできました。もうすっかり元のわたしだな!と思えています。(薬をやめたらどうなるかはわかりませんが…)

 

こうして比較してみると、最初からオランザピンでも良かったのではないかと思われるかと思います。でも精神的にかなり病んでいた当時のわたしにとって、ミルタザピンがなければここまで回復できなかったと感じています。ミルタザピンで元気になっていたからこそ、オランザピンがより効いたのだと思っています。

このままいけば、4月1日からの復職の診断書を書けますよ、とお医者さんも言ってくださいました。

 

ただ復職のためにはもうひとつハードルがあります。社内のカウンセラーの復職プログラムを受け、復職の許可をもらうことです。

復職プログラムは、その人によって内容は変わるそうですが、例えば、1週間、始業時間に会社に出社し、部長にあいさつだけして帰る、というプログラムを受けた人もいるそうです。

来週、カウンセラーと面談をする予定です。どんなプログラムになるのか、不安ながらも、少し楽しみでもあります。