精神疾患を乗り越えた一級建築士の雑記

資格やボードゲームについても語るよ

復職したいのに、なかなか会社に戻れない

仕事を休み始めて3ヶ月半が経ちました。休む前の自分を思い出すと、信じられないくらい、元気になったと感じています。

休み始めてから何度も、「前よりだいぶ元気になった!!」と感じていましたが、時間が経ってみると、「あの頃は元気だと感じていたけれど、今と比べると全然だなあ。休む前はよっぽど病んでいたんだなあ」と感じます。休み始めた当初は、まさか自分がこんなに長く休むほど病んでいるなんて気づいていませんでした。今ではあの頃の自分をとても可哀想に感じるほど、客観的に見られるようになりました。やはり、間違いなく上司が悪かったと、心から感じています。病んでいた頃は、上司に洗脳されて、「自分が悪い」と思い込んでいましたが…

 

時間が経って、今は「早く仕事がしたい!」と思えるようになりました。いつでも復職できるように、朝の満員電車に乗る練習もしています。また、何かをやりたくて仕方がなくて、なんとなく始めた英会話の勉強が、楽しくて仕方なくなっています。英語なんて嫌いだったのに。

診療内科のお医者さんはには、復職の診断書を書いてもらいました。が、なかなか復職させてもらえません。会社のカウンセラーの許可が出ないのです。

 

弊社は、いわゆる大企業であり、精神疾患に対して手厚い対応をしてくれます。休職していても、会社からは給料の7割、共済会から3割出してくれるので、生活には困っていません。だから、まだまだ休むこともできます。

でも、わたしは働きたいのです!!

 

毎週金曜日に会社のカウンセラーと面会しており、そのカウンセラーさん曰く、「朝8時半に出社して8時間働くことを、毎週5日間続けることが確実にできることが証明できないと、復職させられない」だそうです。それもあり、朝、満員電車に乗る練習をしているのです。

ゴールデンウィークが明けて2週間後くらいに、ようやく人事との面談ができるようです。その面談で行く部署が決まり、それから復職プログラムが始まります。カウンセラー曰く、復職プログラムには1ヶ月ほどかかるとのこと。手厚いですね。

こんな素晴らしい会社、なかなかないと思います。休ませてくれるのに、復職できないことが不満だなんて、とても贅沢な文句だと思います。

 

3ヶ月半経って、ようやく、暇をもてあそぶようになってきました。少し前までは、大好きなボードゲームを毎日何時間もやっていられましたが、それも少し飽き始めています。

決して、ボードゲームが楽しくなくなったわけではありません。単に、「仕事をした後、プライベートの時間にやるボードゲーム」の方が絶対に楽しい!と思うようになったのです。

カウンセラーも、そう暇をもてあそぶようにならないうちは、会社に戻らない方がいいよ、と言っていた意味を、今実感しています。1ヶ月前までは、「どれだけ経っても、暇をもてあそぶことなんてないと思う」と思っていましたが、その状態こそ、全快していない証拠だったのだと思います。

 

おそらく、復職まではあと1.5~2か月程かかると思います。この時間があるうちに、人との関わり方と自分の心のメンテナンスの仕方をしっかり学ぼうと思います。ついでに英語も。

あまり無理をしすぎないように、復職までの時間を有効に使おうと思っています。