精神疾患を乗り越えた一級建築士の雑記

資格やボードゲームについても語るよ

製図試験にかかる各種費用を抑えたいと考えている方へ

無事に学科試験に通過できた方たちは、製図試験に向けた準備を始 めているかと思います。資格学校の授業も始まっているかと思いま す。
その中で、
・資格学校に払うお金
・製図道具に払うお金
を、ケチってしまおうと考えている方も多いのではないでしょうか 。
どちらも高いですよね。資格学校なんて、授業料に何十万も取られ ますし、製図道具だって、良いものを揃えようとしたら馬鹿になり ません。私が以下のページで紹介している製図道具も、全て揃えよ うとすると結構な金額になります。

kurariha.hatenablog.com

 

でも、考えてみてください。もしここでケチケチして、資格学校費 用を抑えたり、製図版を古いものを使ってみたりしてみた場合を。

 

まず、資格学校。

別に高いお金を払って総合資格学院に行けと言っ ているわけではありません。自分でしっかり選んで、良い教師、良 い教材の場所を選んでください。それが例え高くても、気にしない でください。
なぜか?
仮に、十分な指導を受けられず、試験に落ちてしまった場合。
無駄になるのはお金だけではありません。あなたの時間も奪われる のです。
仮に来年も受験せざるを得なくなり、また来年の2ヶ月半、毎週3 0時間ほど製図試験に費やすことになった場合。
30時間×11週間=330時間
を、また支払わなければならないのです。来年の330時間を、今 年の数十万円で買えたと思えば、安いものではないですか?
ですので是非、資格学校選びは、真剣にしてください。

 

次に、製図道具。

新品の製図版や、使いやすさにこだわった製図道 具を、値段を意識せずに買ってください。
なぜか?
仮に、古い製図版を使って、あまり良い線が書けなかったり、適当 な大きさの三角定規で、やけに時間がかかってしまったりすると考 えてください。確かにお金は節約できます。
ただもしここで、最高の道具を使って、作図時間を10分縮められ たとします。もちろん、試験当日に有利になります。 ところがそれだけでなく、あなたの毎週の勉強時間のうち、 作図に費やす時間を、エスキスや要点の記述に使う時間を増やすこ とができるのです。
つまり、それだけ合格に近づくのです。

 

合格に近づくために

私は、むやみにお金を払えとは、もちろん言いません。総合資格の 回し者でもありません。上記の記事でおすすめしている製図道具も 、決して高いものばかりではありません。
ただとにかく、このブログを読んでくださっている貴方に、今年、 合格してほしいのです。そのために、より良い選択をしてほしいの です。
この記事が心に響いていることを期待しております。