今の勢いのまま製図試験に行け!!!
仲の良い同期が、3人とも、見事に、一級建築士の学科試験に合格しました。
でも、3人とも口を揃えて言うのです。
「製図試験どうしよっかなあ」と。
わたしにしてみれば、「どうしたもこうしたもないでしょう!!!このまま突っ走って合格でしょ!!!!」という感じです。
でも、悩んでいる理由はもちろんあります。
- 仕事が忙しい
- お金がない
- ちょっと一休みしたい
- 試験直前に、身内の結婚式が海外である
などなど。
同じ意見の人はたくさんいるかと思います。
ですが、ちょっと考え直してみてください。
「仕事が忙しい」
一番よくある言い訳です。
でもきっと来年も忙しいでしょう。
なんなら、来年の方が忙しくなっていると思います。
建築系なんてそんなもんです。
「お金がない」
3人とも、学科試験では資格学校には行っておらず、独学です。
そうしますと、今、数十万円の契約をしなければなりません。
そこに尻込みしてしまうのだと思います。
わたしとしては、少しでも安いところに…!と考えるよりも、「来年はこの金額は払いたくないから、何が何でも今年合格してやる!!」と思えるお金を払った方が、モチベーションが急に上がると思うのです。
だって、同期たちは、総合資格の2年コースに通っていたわたしと同じだけの収入があるんです。
払えないわけはないのです。
優先順位がちがうんでしょうねえ、
「ちょっと一休みしたい」
学科試験で疲れたから、少し休みたいってことみたいです。
その気持ちは、とてもわかります。
でも、あとたった2ヶ月半ですよ?
2ヶ月半がんばったら、それからずーっと、休んでいられるんです。
それに、例え来年に持ち越したとしても、製図試験の課題がわかるまではゆるっと勉強していて、課題発表されてからやっと気合いが入ります。
結局、直近2ヶ月半の間に製図試験対策の密度は、今年受験するのと変わりません。
でしたら、お金的にも、時間的にも、今年受験する方がいいと思うのですが…
「試験直前に、身内の結婚式が海外である」
これは一番、理由にはなりませんね。
結婚式に行くなだなんて、もちろん言いません。
なんならせっかくの海外ですから、できるだけ長く滞在してきてください。
2ヶ月の製図試験対策のスケジュールは、ざっくりとこんな感じです。
- 最初1ヶ月:とにかく作図の練習
- ~9月中旬:要点の記述とエスキースの練習をしながら、6時間半で完成させる練習
- ~9月末:要点の記述の勉強を終わらせる。エスキース精度をあげていく。
- ~本番:自分の弱点を把握しつつ、エスキースの精度とスピードをあげていく
あくまでも、ざっくりです。
直前ももちろん、作図はし続けてください。
なぜなら、作図をしなくなってしまうと、急にスピードが落ちてしまうからです。
紹介した同期のように、「本試験の1週間前に5日間海外に行く」のであれば、9月末までの間に、「海外ではひたすらエスキース練習をしていればいいようにしておく」ことを考えて準備をしておけばいいのです。
現時点から予定がわかっているのであれば尚更です。
作図ができないことが心配なのであれば、A3サイズの方眼紙と、三角定規だけあれば、どこへ行っても作図ができます。
ここまで語ってきましたが、結論
初年度に本気出すのが、一番合格しやすいよ!!!
です。
初受験の方のための記事も書いているので、是非、がんばってもらえたらと思います。