人狼ゲームについても語ります。
5~6年前頃から、「人狼」って言葉は知っていましたが、なんだかんだやるきっかけがありませんでした。
ですがひょんなことから人狼ゲームをやってみたら、それはもうドハマリ。
嘘つくのが下手なのに、人狼の魅力に取りつかれてしまいました。
人狼ゲームは、こんなゲームです。
これだけ説明すると、「嘘が下手だと出来ない」と思われがちですが、そんなことは全くありません。
確かに、人狼陣営になった場合、顔に出てしまってすぐに処刑になってしまうかもしれません。
それじゃつまんないーって思うかもしれません。
わたしも最初はそうでした。
でも違います。
人狼ゲームは「嘘をついている人を見つけるゲーム」です。
村人陣営になった時が楽しめる人の方が多いかと思います。
誰を信じたらいいかわからない状態の中、自分の意思で、人狼を見つけていくのです。
村人陣営にもいろいろな役職がありますが、わたしが最も好きな役職は「村人」です。「素村(すむら)」とも呼ばれることもあります。
「村人は役職じゃないじゃーん!」
「素村つまらないじゃーん!」
という声が聞こえてきそうですが。笑
村人の醍醐味は、「誰が味方か全くわからないこと」、「自分が信じる人を決められること」、「自分が村人だと信じてもらうのが難しいこと」です。
例えば「占い師(予言者)」の役職だった場合、1人しかいないはずの占い師が数人現れます。そうなると「自称占い師」となってしまいます。
つまり、「自分が本物の占い師だと言うことを信じてもらう」必要があります。
自分が信じる人を決める立場になることも多いですが、基本は前者です。
でも占い師であれば、毎晩、占った人が敵か味方かがわかります。
「騎士(ボディーガード)」がいれば、守ってもくれます。
最初から味方になりえる人が多いのです。
でも村人は、自分以外、信じられる人がいません。
味方だと思って信じてた人が人狼だったなってことは、しょっちゅうです。
そして一番難しいのは、「嘘をついていないことを、議論だけで信じて貰わなければならないこと」です。
占い師等の役職であれば、「自称占い師」の中から偽物を探していくので、本物だと信じてもらいやすくもなります。
でも村人は、人狼が身を潜めている状態にも見られてしまいがちです。
ですので自分が村人であることを、推理を話すことで信じてもらうのです。
そして、推理し続けて、誰を信じて、誰を疑うかを、全て自分で決めます。
とても難しいですが、難しいからこそ、慣れてくると一番楽しい役職だと思います。
カードを引いて、「なんだ村人かよー」だなんて思わずに、楽しんでいただけたらと思います。